12月31日の宵、ロビーを出る時、新年の花が活けられて居て一斉にHappy New Yearの挨拶が交わされて、クラブでもおなじく白いアマリリスの生け花でした。
家でお蕎麦を食べるつもりが、クラブのマネジャーが是非食事をして欲しい。あなたの好みのメニューを作ったからと、言われたのでやって来ました。
それで前菜はもちろんフォアグラです。
L字型のフォアグラは両面こんがりと焼かれて、下には洋梨が甘さたっぷり滲み出て、所々にソースの溜まりはバルサミコ酢を煮詰めたものです。
食べるのに夢中になり、無言です。何て美味いのだろう。
ワインは赤の良いものを開けてもらい一層食事が濃いくなって来て、
ラムが私の好みを聞かず焼かれて来ました。
そう、良く知って居て、ミディアムレアーです。NYで一番柔らかく美味しい仔羊のラックです。
厚さも骨二本分ですごい厚さで、前歯でかみ切れるくらい柔らかい。ここのより美味しいラムには出会ったことないです。
オトウサンも満足気にフォークを忙して居ます。
ここから、このワインも勧められて、ますます食事が潤って来ました。美味しいワインが食事を潤滑にしますね。食事だけでなく、口も潤滑になって来たのがわかります。
全て甲羅を外しているのでとても食べやすそうです。
しかし、ここに来るまで、一人づつカバンを開けられて検査して、オーバーコートは前を開けておくよう言われて、とてもたいへんでした。
やはり、テロがこわいですね。