ママが夕方6時半ごろガレージに着き、二人で荷物を抱えて、会場に向かって歩いています。
ピアノソロが気持ち良さそうにジャズを奏でています。
今夜はニューヨークフィルのコンサートがあり、ママは友人達と集います。まず、ママはブランケットを抱えて席取りです。
私は差し入れによく冷えた白ワインと赤ワイン、長いバゲットを抱え、ブリーチーズ、スモークゴーダチーズ、自家製のモロッコ風のスパイシーひよこ豆サラダたっぷりとイチゴのババロアをママに渡して、
久しぶりに二人で話をしながら、夕方のパークの通り抜けるような風を楽しみながら、こんなのんびりと二人で過ごした時間は何年ぶりだろうか?
織りなす様に歩く人たちの中を会場に向かって歩いています。
途中から熱いドラムに風さえよけて逃げているようで、色んな音が漂う黄昏セントラルパークです。
友人の一人はコネチカットから列車でやって来て、幼友達は仕事が終わったら駆けつけて来て、グレートローンで落ち合います。ピクニックをしながら、生のNY フィルハーモニックを鑑賞です。
ボートハウスを越してさらに北上した処の
The Great Lawnが今夜の会場です。
途中まで送って帰宅した私は、読書、真夜中に花火の爆音が響きわたり、あぁ、コンサートが終わった、と思ったら、ママからTEXTが来ました。
さぞかし楽しかったでしょう!
昔、行った頃を思い出しました。
私が用意したものですね。
今度はオペラがあります。友人達をたくさん誘って又来なさい。
ニューヨーク市の粋な計らいに、
市民は夏の夜を楽しみます。
セントラルパークだけでなく市内の各区のパークを順に巡って行きます。ニューヨークフィルの皆さんにも感謝です。