「伝統と創造」のセミナーのあと、レセプションでワイン、軽食を頂き、
その間会場の椅子が全部取り除かれて、
真っ白な世界が広がりました。
和紙ではありませんでしたが、
この方が書家 書道家鈴木猛利さん、
色々とお話ができました。
尺八の奏者もスタンドバイで、デモストレーション中は奏でられるそうです。
尺八の音色が「初めまして、書の世界へ」と誘っているようです。今日は本当にラッキーな日です。彼は音楽に聞き入り、気分の高揚を図っているようです。
尺八の音楽と共に始まりました。
おもむろに体が動き始めました。
墨の中に筆を泳がせながら、
皆が固唾を飲んでいます。
優しい墨の香りが漂ってきました。
私の立っている場所は正解でした。すぐ左手で尺八が奏でられて、
目の前では柔らかな墨の香りが揺れています。
無という字ですね。
由という字ですね。
揮毫を入れられて、
長いですね。
お疲れ様です。
鈴木猛利さんのご挨拶と、今回NYでの想い、
そして今日の「無由」のご説明は、
物事をするのに理由は要らないよ、
と言うような解釈のようです。
柔らかな墨の香りが蔓延して和楽器の音色と合わさり、不思議なパフォーマンスを味わいました。では、7階のギャラリーへと向かいました。