第一樓は1912年南京町にて創業で約100年の歴史です。
わが実家とのお付き合いは50年余り、
清蒸魚の料理はここの味を覚え、ずい分友人に披露、伝授しました。
いまは4世代目のチビたちが、
お気に入りの親しみのある老舗中華店となっています。
どの子も赤ちゃんの時から食べて慣れ親しんでいるので、
親が他のテーブルにいても、
一人で好きなものをかぶりついています。
海老の殻を上手に外して食べ終えました。
綺麗に食べますよね。龍矢、JJたちに見せてあげたい。
前菜の春巻きはオリジナルで、
50年食べてもまだ最高だと思います。辛子、酢で、頂きます。
美味什錦冷葷と言い、
伊勢海老、蟹、クラゲなど14品のオードブルを大皿を4枚で、
盛り付けてテーブル一面を覆います。
これだけでも十分なのですが、えいえんとコースが続きます。
この後、14品のコースが続きます。
3時間くらい宴会していますね。
私はやはり、明石の鯛の清蒸魚が一番好きです。
蠔油干鮑魚と言う名の菜、
干し鮑を戻してオイスターソースで煮込んだものです。
生の鮑より栄養が濃度で、高価です。
子供達は食べなれていて、
何が食べたいのか決まっていて、
好きなものを横の大人に取ってもらっています。
デザートも何種類も来ます。
これは
抜絲両様、と言って、
サツマイモ、バナナの飴炊き、熱々で大人も子供も好きですね。
特にバナナは餅の中に入っています。
子供は遊んで、食べて、遊んで、
好きなものだけ食べに戻ってきます。
誰も、席について食べていなさいと言う親はいません。
親の方もいろんな席に行き、酒を酌み交わしたり、
喋っていきます。いろんな席に、行き・・・。
我々のように年長になると、若い人が話しかけてくれます。
部屋が広いので、気が向いたら、記念写真を撮ったり、
年代の塔牌紹興酒は15年もの、
気持ちよく酔いながら懐かしい顔を順にながめ、
1年ぶりに見る小さな子の発育の早さに感無量、
ゆっくりと夜が更け、まったりした時を過ごしていきます。
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異国巡り@ニューヨーク